ネリゾナ軟膏の効果について

薄紫の花

アレルギー体質の人が増えている現代で、副腎皮質ホルモン薬(ステロイド剤)の存在は欠かせなくなってきました。

少し前までは、「ステロイドは危ない」「副作用が危険」なんて言われてきましたが、正しい知識と使い方で上手に付き合っていけば、ステロイドは私たちの味方になってくれる心強い存在でもあります。

今日は、そんなステロイド剤の中でもかなり強力な2群というランクの位置に属している「ネリゾナ軟膏」の効果についてお話ししていきます。

ネリゾナ軟膏の効果・効能

ネリゾナ軟膏に限らず、副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)には、以下のような効果・効能があると言われています。

  • 蕁麻疹
  • 乾癬
  • 発疹
  • 虫刺され
  • 日光皮膚炎
  • 皮膚炎群
  • 紅皮症
  • 慢性円板状エリテマトーデス

他にもたくさんありますが、基本的にはアレルギー性の皮膚疾患に高い効果を発揮し、ウイルスや菌による皮膚疾患には処方されません。












特に、手の平や足の裏といった皮膚が厚い場所に有効で、数日で症状を改善します。

ネリゾナ軟膏が処方された症例(口コミ)

ネリゾナ軟膏が今までに処方されている症例を口コミをもとにご紹介しましょう。

15歳 男性 Hさん

小さな頃から重度のアトピー性皮膚炎で、気がつくと衣類と皮膚がくっついて取れなくなるほどの炎症やただれが重症でした。
最初は、ステロイド剤を使用せずに漢方薬での治療を試みましたが、症状はひどくなるばかりなので、小児科でロコイド軟膏を処方されました。
しかし、ロコイド軟膏も劇的な効果は発揮せず、手足の炎症は改善されなかったので、次に処方されたのがネリゾナ軟膏です。
ネリゾナ軟膏を使い始めて3日目で劇的に症状は改善され、5日目には使用を中止するほど効果を発揮しました。

28歳 女性 Kさん

家族で夏にキャンプに行き、見たこともないような虫などを含めて数十箇所虫に刺されました。
そのうちの一部が驚くような腫れ方をしており、足が2倍に腫れてしまったので皮膚科でネリゾナユニバーサルクリームを処方されました。
使用すると、翌日にはかなり痒みが軽減されて、数日感で腫れも炎症も治まりました。
このような2つの症例を見るとわかりやすいのですが、とても重度の皮膚炎にネリゾナは使用されています。
また、15歳以上の大人が主に処方されており、妊娠中や授乳中の女性には手足などの四肢のみの使用が安全性が高いと言われています。

ネリゾナ軟膏はかなり強力なステロイドとなりますので、初めて使い始めるという方は、用法用量を守り、正しく使用してください。

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