ネオメドロール軟膏はどこに使用する?

ネオメドロールは耳のお薬
主に眼科や耳鼻科で処方される、ステロイド含有の炎症を抑える軟膏です。軟膏を患部に塗布することで炎症を抑えて症状によってかゆみや痛みを取り除いてくれます。

ネオメドロール軟膏の主成分

ステロイドのメチルプレドニゾロンが配合されています。メチルプレドニゾロンは、ステロイドランクでいうとweakと呼ばれる弱い部類に当てはまります。そのため、最小限のステロイドで患部の炎症を抑えてくれます。

もう一つの主成分、抗生物質のフラジオマイシンが配合されています。フラジオマイシンは、細菌を抑える作用があるので、患部が細菌によって炎症を起こさないようにしてくれます。










ステロイドと抗生物質の組み合わせとは

ネオメドロール軟膏にステロイドと抗生物質が配合されていることには理由があります。

ステロイドは抗炎症作用が強く患部の炎症を速やかに取ってくれますが、皮膚の免疫力を落としてしまうという副作用があるため、細菌に感染しやすくなってしまいます。そこで、抗生物質のフラジオマイシンが効果を発揮してくれます。

フラジオマイシンには、細菌を抑える作用があるのでステロイドと非常に相性がいいです。この2つの成分が細菌の繁殖を抑えながら炎症を取ってくれるので患部を速やかに回復に導いてくれます。

ネオメドロール軟膏は、非常にバランスのとれた軟膏だといえるでしょう。

知っておきたいステロイドのこと

前述したとおり、ネオメドロール軟膏にはステロイドが配合されています。一般的にステロイドというと危ないイメージがある方も多いと思います。ネオメドロール軟膏の使用をためらっている方に、改めてステロイドに関することを伝えておきます。

ネオメドロール軟膏に配合されているステロイドは、メチルプレドニゾロンというものです。こちらは、ステロイドランクでweakに当たるもので非常に弱いステロイドです。

ステロイドランクには、strongest、very strong、strong、medium、weakの5段階に分かれます。それぞれ、症状の強さによってステロイドを使い分けていきます。

ステロイドは、症状に見合ったものを適切な期間、適切な方法で使用することで副作用を防ぐことができます。強いステロイドも症状に合わせて処方されるため、しっかりと処方に従って使用すれば恐れることはありません。一部、情報でステロイドが全て悪いという考え方をしている人も多いかもしませんが、ほとんどの方には処方に従って使用する分には影響ありません。

ネオメドロール軟膏は、weakと呼ばれる弱いランクのステロイドなので副作用に関しては心配しなくてもいいでしょう。しっかりと処置を行い炎症を早めに抑えて患部を治していきましょう。

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