リドメックス軟膏は、アトピーをはじめとする皮膚炎の症状である炎症や掻痒感、皮膚の発赤などを改善する事が期待されて使用される医薬品です。
今回は、リドメックス軟膏とアトピーの関係について紹介していきたいと思います。

アトピーとは

アトピーは、正式にはアトピー性皮膚炎といわれ、強い掻痒感の慢性の湿疹で、症状の増加苦と軽快を繰り返す皮膚家の病気の1つです。
アレルゲン
主に子供に発症し、成人の場合には症状が軽快する事が多いですが、成人になってから軽快したり、症状が重症化する事もあります。
アトピー性皮膚炎は、ダニや食べ物などがアレルゲンとなり、そういったアレルゲンを食べたり、触ったりする事で発症します。





アトピーに対するリドメックス軟膏の効果

リドメックス軟膏は、興和創薬株式会社から製造販売されている医薬品で、ステロイドの外用薬の1つで、ステロイドは強さによって5つに分類されますが、アトピーの治療には2~4段階が使用されます。
臓器説明図
また、リドメックス軟膏は3段階目に分類されます。更に、成人の場合は中度~軽度のアトピーに使用され、子供の場合には重度~中度のアトピーの際に使用され、炎症や掻痒感の抑制が期待されます。

ステロイドは急激な症状の改善が期待できますが、強力な医薬品なので長期間の使用ができません。これはリドメックス軟膏でも同じで、成人の場合でも2週間以上、子供の場合は更に短く1週間以上の持続使用はできないとされています。

ステロイド剤は人工的に開発されたものですが、その働きはもともと人の体の「副腎皮質」から分泌される「糖質コルチコイド」と呼ばれるホルモンを真似て作られました。糖質コルチコイドは過剰に反応している体の免疫機能を抑え、体の炎症を鎮める働きがあります。ストロイド剤にも同様の効果があり、アトピーの治療には欠かせません。
炎症が起こる原因は過剰な免疫機能だけでなく

何らかの理由でホルモンバランスが保てず、アレルギー反応に対応ができなくなったためにアトピーが発症することもありその為にもステロイド剤が治療に使用されます。

まとめ

リドメックス軟膏は、アトピー性皮膚炎を含めた皮膚炎の症状である炎症や掻痒感などを改善する為に使用される医薬品で、有効性が高い医薬品です。
ただ、リドメックス軟膏はアトピー性皮膚炎などの皮膚炎を完治する事を目的に使用されるのではなく、炎症や掻痒感などの症状を改善する為に使用される医薬品で、リドメックス軟膏だけで治療が行えるわけではありません。





リドメックス軟膏とは