テラコートリル軟膏の特徴と言えるのが、抗生物質であるオキシテトラサイクリン塩酸塩を含んだステロイド軟膏ということです。ステロイド軟膏がもっている傷を治す作用である創傷治癒効果に抗菌作用を盛り込んで、感染予防の効果も同時に発揮することをねらいます。ステロイド自体の易感染性化という、細菌感染に対する弱さを抗生物質を配合することで補っています。

以前は、処方箋を病医院でもらって処方を受けて初めて入手できる薬でしたが、いつの間にか市井の薬屋さんでも売っていい薬(これをOTC薬剤といいます。)になっていました。

これは、ステロイド外用薬としては、弱いクラスに該当するからでしょうか。けれど、『薬』であることを忘れず、用法用量をきちんと守り、医師や薬剤師の指示通り使うことが肝要です。

現在、市販薬は国内では、Johnson and Johnsonが発売しています。Johnson and Johnsonは、バンドエイドで有名ですね。ちなみに、バンドエイド(band-aid)は、Johnson and Johnsonの登録商標で、一般的な名称は絆創膏です。
抗炎症効果のあるビタミンDですが、インフルエンザの予防にもビタミンDサプリを取り入れましょう。







テラコートリル軟膏って

分類

抗生物質・副腎皮質ホルモン(ステロイド薬)配合剤の一つです。

強さのランク

ステロイド外用薬の強さ分類では、最も弱いⅤ群 weak(弱い)に分類されます。
ちなみに、強さは5段階に分類され、強い順に下記の様にわけられています

  • Ⅰ群 strongest
  • Ⅱ群 very strong
  • Ⅲ群 strong
  • Ⅳ群 mild
  • Ⅴ群 weak

となっております。

成分

1[g]中にオキシテトラサイクリン塩酸塩30[mg]とヒドロコルチゾン10[mg]を含んでいます。
名称は”テラ”=オキシテトラサイクリン塩酸塩と”コートリル”=ヒドロコルチゾンの組合せからきています。

オキシテトラサイクリン塩酸塩

テトラサイクリン系の抗生物質のひとつです。
テラ・コートリル軟膏が黄色いのは、このオキシテトラサイクリン塩酸塩が黄色いからです。

ヒドロコルチゾン

糖質副腎皮質ホルモンのひとつです。
すぐれた抗炎症作用や、抗アレルギー作用という特徴があります。

使い方

手洗い消毒きれいに洗った指先、または清潔な綿棒にとって1日1〜数回直接患部に塗布します。または、清潔なガーゼに薄くのばして、患部に貼付けます。
口内炎などの場合は、毎日もしくは隔日に少しだけ、きれいに洗った指先または、清潔な綿棒にとって患部に塗布します。
塗り過ぎに注意しましょう。

使用時の注意点

目には塗ってはいけません。
妊娠中の安全性は確立されていません。妊婦さんや、妊娠している可能性のある女性の場合は、長期間使ったり、たくさん塗り過ぎたりといったことは避けるべきです。
乳幼児に関しては、薬剤に添付してある文書の注意事項に特に記載があるというわけではありませんが、素人判断で使うかどうかを決めるのではなく、医師や薬剤師に相談したほうがよいでしょう。

使ってはいけない場合

ひどく化膿して膿がだらだら出ている様な皮膚表面
鼓膜に穴が開き、汁(耳だれ)がにじんでくる様な耳の炎症
深い傷
深い熱傷・凍傷

テラコートリルの効能と効果