ステロイド剤を使用する前に、知っておきたいステロイド剤の基礎知識をご紹介します。

疑問や不安を使用前に解消し、正しい用法でステロイドを使用してくださいね。

ステロイドを現在使用中の方も是非ご一読ください。

ステロイド剤の吸収率が高い部位

黄色いガーベラ一般的に、皮膚が薄い場所は血流が良くステロイド剤の吸収率が他の場所に比べて高いことで知られています。

その為、通常は他の部位よりも薬効が弱いステロイドを使用します。

また乳幼児の場合には、成人よりも皮膚が薄いのでステロイドの吸収が良いです。

薬効の弱いステロイド剤にワセリンなどの保湿剤を混ぜ、薄めて使用するケースが多くあります。










ステロイド剤と妊娠

一般的に妊娠している女性は、母体や胎児への影響を避ける為に薬は良くないとされています。

けれどもステロイド剤は外用薬であり、内服薬よりも体に与える影響は少ないです。

皮膚の炎症が悪化してしまい、不眠やかゆみなどのストレスを感じる方が悪影響なので、内服薬よりもステロイド剤を使用するのが一般的です。

ステロイドのリバウンド

ステロイド剤の使用をやめると、急に症状が現れたり悪化したと感じる方がいらっしゃいます。

これは皮膚の表面に現れている症状が改善しただけで、ステロイドの使用をやめたことで、皮膚の内部の症状が出てしまうことがあるからです。

その他にも、特に顔が良くリバウンドや副作用として報告される部位です。

副作用として毛細血管の拡張や顔が赤くなるしゅさがあげられ、適切な治療を行うことで改善します。

ステロイドの全身副作用

ステロイドの内服や注射では、長期間の使用によって骨がもろくなったり皮膚が薄くなるなどの全身副作用が出てくることで知られています。

外用薬は内服や注射程全身副作用が起きることがないように改良されたものです。

とはいえ、ステロイド外用薬を大量に長期間塗布し続けてしまうと、全身副作用を起こすこともあるとされています。

その為、医師の指示に従い用法や用量に注意するだけではなく、薬効の高いステロイド剤を使用する際には特に試用期間にも注意が必要です。

まとめ

看護婦ステロイドには、間違った知識や偏見をお持ちの方も多くいらっしゃいます。

外用薬と内服薬・注射の違いを正しく学ぶだけではなく、正しい使用法を学びステロイドを治療にいかしてくださいね。

使い方や使い分けに迷った際には、医師や薬剤師に相談することで適切なアドバイスを受けることが出来ます。

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