第3類に分類されるステロイドの強さ

ボアラ軟膏は、ステロイド剤の中でも薬効が高く3に分類されている強いステロイド剤として知られています。
薬効が高いので、皮膚の症状を速やかに改善することができますが、正しい仕様用を守るだけではなく用量や使用期間も医師の指示に従いましょう。
ボアラ軟膏の副作用をご紹介しますので、ボアラ軟膏を使用している方は参考になさってください。

外用薬の副作用

かぶれ外用薬は内服薬や注射と違い患部に局所的に使用する薬です。
その為、全身に症状が出てしまう副作用の例は少ないとされています。
とはいえ薬効の強い薬を長期間活広範囲に大量に使用することで、全身症状があらわれてしまうこともあります。
また外用薬を塗布した場合に、接触性皮膚炎を発症するケースも報告されています。
外用薬を使用しているのに症状の改善が見られない場合やかぶれてしまった場合、症状が悪化してしまった場合には、速やかに医師の診察を受けましょう。









ボアラ軟膏の副作用

ボアラ軟膏を長期間使用すると副作用がみられることがあります。
代表的な副作用として知られているのが、ステロイド特有の皮膚症状でその中でも特に多いのが「皮膚萎縮」といわれています。
ステロイド剤を長期間使用すると、皮膚が白くなり薄くなって静脈が透けてしまうことがあります。
これを皮膚萎縮と呼び、特に皮膚が薄い首や顔に症状が現れる他、高齢者に症状が現れることが多いです。
特に注意したいのが、顔面にステロイド剤を長期間にわたって使用することです。
長期間使用することで、顔が赤くなったり小さな赤い湿疹が症状として現れることがあります。
通常ステロイド剤の使用を中止して処置を行うことで、これらの症状を改善することができますが、副作用に気が付いた際にはなるべく早く医師の診察を受けて判断を仰ぎましょう。

ステロイドの抗炎症作用による影響

ステロイド剤は抗炎症作用や免疫抑制作用があり、微生物に対する抵抗力を弱という性質を持っています。
それによって皮膚感染症が発症するだけではなく、悪化してしまう危険もありますので、細菌やウイルスそして真菌などが起因となる皮膚炎には使用することができませんので注意が必要です。

まとめ

ボアラ軟膏は、数多くあるステロイド剤の中でも強い薬効があり、長期間広範囲にわたる大量の使用は避けた方が良いとされています。
塗布する量に注意するだけではなく、患部に塗布する際には塗る範囲にも気を配ってくださいね。
気になる症状が現れたり、症状が悪化してしまった際には、速やかにかかりつけ医に相談してください。