昔なら死亡していたような病気でも、今の時代はお薬のおかげで人はかなり長生きできるようになりました。

薬の中でも、多くの人を救っているのが抗生物質です。抗生物質には、飲み薬から塗り薬。
そして、注射や点滴などの様々な種類があります。
今日は、塗り薬として主に使用されている「ゲンタシン」についての副作用をまとめてみましたのでご覧下さい。

ゲンタシンのメリット・デメリット

ゲンタシンには、菌の増殖を抑えこみ早く治すというメリットがあります。主に効果が期待されているのは、

  • ヘルペス
  • とびひ
  • 手足口病

などの皮膚疾患で、逆にアレルギー性の皮膚疾患には効果がありません。

そして、ゲンタシンのデメリットは長期間の使用や、用途・容量が異なるときに多く見られる、

  • 発疹
  • 発赤
  • 小水疱

などが挙げられており、なかにはチアノーゼや呼吸困難などの重篤な副作用が出る場合もあります。










副作用が出やすいゲンタシン注

ゲンタシンにはいくつかの種類があります。

例えば、外用薬として処方されるゲンタシン軟膏やゲンタシンクリーム。そして、眼科などでも処方されるゲンタシン点眼薬。さらに、この他に病院での処置として使用されているゲンタシン注というのがあります。これは、1日3回に分けて筋肉内へ注射したり、静動脈へと直接点滴したりするときに使用されます。

このゲンタシン注の場合は、腎機能障害や重篤な副作用(チアノーゼ・呼吸困難)などの報告もあることから、万が一このような副作用が出始めたら、即担当医師などに相談する必要があります。

基本的には、副作用がとても多いお薬ではありませんがこのようなこともきちんと踏まえた上で使用する必要があります。

副作用がない薬はない

基本的に、どんな内服薬・外用薬であってもメリット・デメリットがあります。
つまり、副作用が全くない薬などありえないのです。

もちろん、日本国内で認可されているお薬は様々な治験データをもとに認可されているため、効果と副作用を考慮した安全性がある程度確立されています。

しかし、すべての人にその効果や副作用を試せるわけではないので、限界があるのも確かです。

ただし、薬が持つ効果と副作用にはきちんと目を通して、正しい使い方をしていれば、むやみに薬の副作用を怖がることはありません。
これは、ゲンタシンにも言えることです。

面倒くさがらずに自分でも知識を得る努力と、わからないことは医師や薬剤師に相談していれば安心して使用できますので、是非参考になさってくださいね。

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