ネオメドロール軟膏は、適切に使用することで効果を発揮します。ネオメドロール軟膏を初めて使う人は、用法用量を守ってしっかりとした効果を実感しましょう。

ネオメドロール軟膏は、眼科用と耳鼻科用で使用方法が少しだけ異なります。

眼科用ネオメドロール軟膏の使い方

眼科用を使用する前に必ず手を綺麗に洗っておきましょう。そして、ネオメドロール軟膏を点眼するか塗布してください。ネオメドロールを目につけて指でのばす点眼の場合は、容器の先が目につかないように注意しながら適量患部に着けましょう。その後、ゆっくりと
まぶたを閉じて軟膏を定着させたら清潔な指で伸ばしましょう。また、ものもらいなど特定の場所のみに炎症が起きている場合は、清潔な指でネオメドロール軟膏を塗布してください。眼科用は1日数回適量を患部に塗布してください。付けすぎると副作用を起こしやすくなってしまいます。必ず、適量を数回着けてください。










耳鼻科用ネオメドロール軟膏の使い方

続いて、耳鼻科用です。こちらも清潔な指で患部に塗布して使ってください。清潔な綿棒耳や鼻の奥など指が届きにくい場所の場合は、綿棒などを使用して全体に行き渡らせるように薬を塗布してください。その際は、清潔な綿棒を使用して使用後の綿棒は容器に着かないように注意してください。こちらも1日数回適量を患部に塗布してください。

そして、眼科用と耳鼻科用共に塗布してから様子を見て減らしていきましょう。長期間の使用は、副作用の原因となります。あまりにも完治が遅い場合は、再度病院にて診断を受けることをおすすめします。

ネオメドロール軟膏を上手に使う方法

特に注意は使用期間

ネオメドロール軟膏を上手に使用するためには、使用期間や使用方法が大切になります。ネオメドロール軟膏の使用期間は、副作用にもつながっていきます。長期間の使用は副作用を起こしやすいので適度な期間の使用が重要になりま
す。一週間以上使用しても改善が見られない場合は使用を中止して再度医師の診断を仰ぎましょう。

通常、ものもらいなどは適切に軟膏や目薬などを使用すれば1、2週間程度で改善します。長期間の使用で改善しない場合は、他の原因も考えられるので病院に行くといいでしょう。そして、ネオメドロール軟膏の使用方法を守りましょう。ネオメドロール軟膏は、1日数回適宜使用すると用法が決まっています。しっかりと用法を守ることで効果を発揮します。1日何回も塗布したり、1回辺りの軟膏の量を多くするなど素人判断で使用方法を変えることは避けましょう。眼科用や耳鼻科用など症状に合わせて作られているので、量や回数によって効果が変わるということはありません。その時の処方に合わせて適切に使用することが症状の改善につながります。