ネオメドロール軟膏には、副作用が存在します。ネオメドロール軟膏は目や鼻、耳など粘膜が集中している部分に使用するため、これから紹介する副作用が少しでも出たら使用を中止してください。
ネオメドロール軟膏で緑内障や白内障に?
ネオメドロール軟膏の副作用として、目に関しては重い副作用が報告されています。
まずは、緑内障や白内障です。
- 緑内障の症状としては、目の痛み、充血、見えにくさ、かすみなどがあります。
- 白内障の症状は、目のまぶしさやかすみなどがあります。
上記症状がネオメドロール軟膏使用後に出た場合は即刻使用を中止してください。
- 角膜ヘルペスなどの感染症にも注意が必要です。
この感染症でも目に何らかの異常が起こります。
そのほかにも、重い副作用として
- 耳が聞こえにくくなる難聴
これら症状は重い副作用なので滅多に起きることはありませんが、少しでも目や耳に異常が起きた場合は使用を中止して医師の指示を仰ぐことをおすすめします。
軽い副作用としては、目の刺激感や充血、耳なら新たな感染症などが見られます。重い副作用も軽い副作用も少しでも症状が確認できたら早めに対処することを勧めます。
副作用が起こらないようにするためには?
ネオメドロール軟膏を使用して副作用を発症しないようにするためには、副作用への知識と使用方法が重要になります。
まず、ネオメドロール軟膏の副作用にはどのようなものがあるのか知っておきましょう。症状を知っておくことでネオメドロール軟膏を使用後に副作用かどうか判断することができます。そして、適切な副作用にならない使用方法が大切になります。症状が出ているからといって闇雲に軟膏を使用してもすぐに回復するわけではありません。使用方法に基づいてゆっくりと治すことが肝心になります。
ネオメドロール軟膏は、用法として1日数回患部に使用すると記載されています。こちらを必ず守りながら使用していきましょう。
そして、最も重要なのが使用期間です。ネオメドロール軟膏を患部に数日使用しながら適宜量を減らしていくというのが通常の経過ですが、症状が良くならずに長い期間使用してしまうと副作用になる可能性が高まってしまいます。特に、目は炎症や感染症を起こしやすいので長期間の使用は控えた方がいいでしょう。
目に関しては少しでも異常が出たら必ず使用を停止してください。さらに、長期間使用する場合は医師の指示を仰ぎながら、眼科検診をしつつ使用することで副作用にならずに目の治療をしていくことができます。ぜひ、副作用を回避しながら炎症を治していきましょう。