にきびとテラコートリル
にきびって
青少年期の顔にあらわれる炎症性の疾患です。 医学的には、痤瘡というそうです。なぜか、中年期以降に現れると吹き出物という名前に変わる様です。毛穴に皮膚の常在菌であるアクネ菌が入り込んで起こります。
つぶすと瘢痕化して痕が残りますので、つぶすのはお勧めできません。とは言いつつも、筆者が高校生の時は、普通に潰していました。親は潰すなと口を酸っぱくして行っていましたが・・・。
いいタイミングで潰すと、内側から白い芯が出てきて、それを顕微鏡でのぞいたりしていました。 幸いなことに、痕は残っていません。その当時は、クレアラシル®くらいしかなかったような気がします。症状は、赤い丘疹が特徴で、それが成長して膿疱を形成します。内部に芯ができて硬くなることもあります。
治療
一般的には、にきびの出来たところを刺激の少ないせっけんで洗って清潔にすることが有効です。
つまり、日常生活でのケアですね。
また、テラコートリル軟膏に含まれるオキシテトラサイクリンはにきびの原因菌であるアクネ菌にも有効ですので、綿棒に少しとってにきびに塗るのも手でしょう。
1ヶ月から1ヶ月半くらい塗っていても改善しない場合は、医師による診断を受けた方が良いでしょう。
あまりにも重症化した場合、抗生物質の内服による全身療法を行うこともあるようです。