ステロイドに対する考え方

ステロイドを考える医師

医療におけるステロイドの位置づけ

ステロイドほど確実に効果を実感できる薬はありません。
薬効は用量によって左右され、急性の毒性はきわめて少なく、インスリンなどと比べるとはるかに汎用性が高いため医療においてステロイドは無くてはならない存在です。
ステロイドの影響は体の全組織で強弱の差はあれ共通であり、その作用と副作用を切り離すことはできません。

しかしステロイドには様々な種類があり、年齢や症状・使用部位を踏まえて選択され、用量用法を専門家により的確な診断で処方されているのであれば、怯える必要はありません。








専門家による的確な診断とは?

実のところ、ステロイド薬剤による治療方法の標準化というのは確立されておりません。
投与量や、減らしていく速度、継続して使用していく量の判断は担当する医師によります。
ベテラン医師であっても医学書にある経験則(事例)に沿って処方しています。
または、患者の体質や病歴をよく知るがゆえに、通常ならステロイドを処方しなくてもよい程度の軽度な疾患であっても、処方をするかもしれません。

何科を受診するか?

さらに、診療科によってステロイドの位置づけが異なるため、同じ疾患でも受診する診療科により処方内容が異なることは少なくありません。
内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、、、どこを受診するといいのだろう?
そう悩むことは多いですよね。

健康な成人であればさほど気にすることもないかもしれません。
しかし、高齢者や小児、基礎疾患を持っている方であればなおの事、はじめは軽度な症状でも重症化したり、別の疾患を合併する恐れがあります。
やはりどんな診療科もそうですが、例えば皮膚の病気であれば、評判の良い皮膚科医を選ぶようにしてください。
小児科や内科がメインであっても、小児皮膚科、皮膚科、アレルギー科、リウマチ科などを併せて掲げているかどうかもポイントです。

ステロイド外用剤は、ステロイド薬の中では副作用が一番低く安全と言われていることから、特に専門以外の医師により安易に処方され、説明不足の場合が多くある、という現状も事実です。
つまり、皮膚科の専門家であるほどステロイド外用剤の処方に慎重であるという事です。

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