かゆみ止めとしての優れた効果

かゆみオイラックスの全ての種類でかゆみ全般に対して効果を発揮します。

主な、適用疾患は、しっしん、かぶれ、皮膚炎、じんましん、あせも、かゆみ、虫さされなどです。オイラックスは他のかゆみ止めと違った作用でかゆみを止めます。そのため、塗った瞬間にヒリヒリ感や灼熱感を感じることがありますが、それによってかゆみを止めてくれます。

このヒリヒリ感や灼熱感は耐えられないレベルではなく、一過性のものなのですぐにかゆみを止めてくれます。注意が必要なのは患部の炎症がひどいときです。

炎症が強い場合は、これらのヒリヒリ感や灼熱感が患部への刺激となり一時的にしみたり、痛みが発生する可能性があります。あまりにひどい炎症の場合は医療機関などで治療することをおすすめします。軽度から中度程度の適用疾患に対してはオイラックスを使用してかゆみを抑えるといいでしょう。

また、中度の疾患に対してはオイラックスシリーズの中でも微量のステロイドが含有されたオイラックスHやオイラックスAなどを使用するといいでしょう。微量のステロイドは炎症を素早く鎮めてくれるためかゆみが強い時期には早めの使用をおすすめします。オイラックスHやAに含まれているステロイドによって副作用が起きることは少ないので、心配せずに使用するといいでしょう。











疥癬などを防ぐ殺虫効果

ダニ死滅

オイラックスのもう一つの効果として疥癬を防ぐ殺虫効果があります。オイラックスはもともとかゆみ止めとして発売されましたが、疥癬の原因であるヒセンダニに対する殺虫効果が確認されました。そのため、ヒセンダニに対してオイラックスが効くという情報が広がり疥癬に対して使われるようになりました。

疥癬は非常に強いかゆみを発生させます。このかゆみに対してオイラックスはかゆみ止めとしての効果と、ヒセンダニを死滅させる殺虫としての効果の両方を発揮することができます。そのため、効率良く疥癬の原因であるヒセンダニを駆除することができるのです。

もちろん、オイラックスだけでは、疥癬を全て死滅させることができません。疥癬に効果のある経口薬などと併用してオイラックスを使うことになります。疥癬の寄生度合いによってはオイラックスではなく他の専用の駆除薬を使用したほうが効果が高い場合があります。

そのため、疥癬の進行具合によってはオイラックスではなく適切な医療機関での治療が大事になります。初期の疥癬によるかゆみを緩和する目的でオイラックスを使うようにするといいでしょう。進行した疥癬は必ず医療機関を受診して対処するようにしてください。