内服薬

内服薬
プレドニンが配合された市販薬には内服薬と外用薬があります。
プレドニンの成分であるプレドニゾロンが配合されている市販薬はありません。
ステロイドの内服薬は非常に強い作用をもたらします。医師の判断なしにこういった作用の強いステロイド薬の使用は非常に危険です。
プレドニンが必要な状況にある場合は、重篤な状態が多いため必ず医師の指示のもと適切に薬を使用してください。
基本的にステロイド薬は外用薬などを適用疾患に使用した際に、効果がない場合や生命の危険に関わる場合のみ処方されることが多いです。
安易にステロイド薬を多量に服用してしまうと副作用が起きる可能性があります。

ステロイド内服薬の副作用として、いらいら感、不眠、消化不良、下痢、吐き気、食欲増進といった通常の薬でも起こるものから、脂肪の異常沈着やムーンフェイスといった服用中のみに起こるものなどがあります。
これらの副作用は通常より多い内服量を長期間続けた場合に起こりますが、医師の指導のもと適切に服用している分には、副作用による重篤化は起こり辛いと考えていいでしょう。
市販にステロイドの内服薬は売っていませんので、必ず医療機関を受診して適切な処置を受けましょう。











外用薬

軟膏プレドニンの成分であるプレドニゾロンが配合されたアンテドラッグの軟膏が市販薬として販売されています。
リビメックスコーワ軟膏には、ミディアムランクの吉草酸酢酸プレドニゾロンという成分が配合されています。
吉草酸酢酸プレドニゾロンが配合されているリビメックスコーワ軟膏は、アンテドラッグという種類の軟膏になります。

アンテドラッグは、ステロイドと同等の強さを持っていますが皮膚に吸収された後に無害なものに変化する仕組みを持っています。そのため、皮膚疾患に用いられ炎症部分に良く効いて吸収されたあとは無害となります。
通常のステロイド外用薬では、ステロイドランクの強さや長期連用によって色素沈着などの副作用が起こる場合があります。
市販薬にもステロイドが配合されている軟膏が多く販売されています。ステロイド自体は用法用量を適切に守って使用すれば副作用が少なく、高い効果を発揮してくれるので炎症が悪化している最中に心強い味方になってくれます。


それでも、ステロイド軟膏に不安があるという方は、アンテドラッグなどの吸収されたあとに無害になる軟膏を使用しましょう。
プレドニンが配合された市販薬は、リビメックスコーワ軟膏になります。

プレドニンの強い効果とリスク