ハロベート軟膏について調べている方も多いと思いますが、「病院では処方されたことがない」とか、「どこで購入できますか」という声をよく聞きますよね。
そこで、ハロベート軟膏は市販で入手できるのかについて今回は注目したいのですが、その前にこのお薬の基本的な知識についてもご紹介したいと思います。
ハロベート軟膏は処方されているのか
ハロベート軟膏は副腎皮質ホルモン剤と言われているステロイド薬で、人工的な副腎皮質ホルモンの効果で皮膚の炎症を抑えることができるお薬なのですが、その作用はとても強力で、1群の最強ランクに属しているステロイドとなります。
日本で1群のステロイドは、
- デルモベート軟膏
- ジフラール軟膏
- ダイヤコート軟膏
というような3種類のステロイドが一般的に重度の皮膚疾患患者に処方されていますが、ハロベート軟膏は一般的なステロイドの強さランク表などの中にも記載されていませんし、病院でも処方されていません。
その理由は、ハロベート軟膏に使用されている「プロピオン酸ハロベタソール」という成分が日本では無認可のため、日本の医療機関でこの薬が処方されることがないからです。
プロピオン酸ハロベタソールは、速やかに皮膚吸収される作用がとても強い成分になりますので、デルモベート軟膏に使用されている「プロビオン酸クロベタゾール」やジフラール軟膏に使用されている「ジフロラゾン酢酸エステル」と同等の効果を発揮します。
ハロベート軟膏は市販できるのか
ハロベート軟膏は入手可能な薬です。
ドラックストアや薬局などには取り扱いがありませんが、「個人輸入」という手段で入手している方はとても多くいます。
日本で個人輸入を代理している会社で、とても人気が高いのが「オオサカ堂」です。
ここでも、ハロベート軟膏の個人輸入は行われており、多くの体験レビューなども記載されているようです。
ただし、個人輸入というのは、パッケージも全て英語で表記されています。
そのため、注意事項や使い方というのはご自分でしっかりと把握していないといけませんし、郵便事故などの可能性ももちろんあります。
また、金額も保険が適応されないので処方される時よりも高くなります。輸入代行を行っている業者は「オオサカ堂」に限らず、ハロベート軟膏と検索するだけでもたくさん出てきます。